能登災害復興支援 part3|京阪神、近畿でお墓のことなら福知山市の横田石材

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2024/10/23
スタッフブログ
能登災害復興支援 part3
福知山市前田本社店長の檜木です。

2023年に発生した能登地方の地震により多くの住民が家屋や生活基盤を失いました。お墓もその一つで沢山の被害を受けました。そのような深刻な状況に少しでもお力になれるように、弊社も興支援活動を開始しました。


作業2日目

あまり福知山では活躍しない三脚を使い作業を進めました。
当初、山岡石材さんから三脚があれば持って来てほしいと連絡は頂いてましたが、弊社には3mを超える三脚はなく。
山岡石材さんから借りる事にしたのですが、まさかの鉄の三脚で1本の重さも相当重かったです。
なぜ3m以上の三脚が必要だったかと言うと、富山県のお墓のサイズが地上納骨で2m以上が一般的なサイズでした。京都型は1.5m程しかありません。なので弊社の三脚では全く使い物になりませんでした。



この現場もセメント接着で施工されていたので上台からズレていました。竿石から外して接着したいので、通常であれば、ハンマーで叩き縁を切り竿石にハサミを掛けチェーンブロックで吊り上げるのが一般的な施工方法です。が、叩いても叩いてもビクともせず。
最終手段で接着したまま吊り上げる事にしました。ですがこの吊り方は危険なので「絶対に石の下には手を入れてはいけません」
万が一があるので慎重に作業を進める必要があります。
いくら経験があっても事故はこのような普段と違う行動をとった時に起こるものだからです。
なので普段以上の注意が必要とされます。
無事吊り上げて、シリコンを入れて設置できたので結果的にはOKですが、あまりお勧めはできません。

現在の施工はシリコン接着が主流になってきましたが、平成中期くらいまではセメント接着が主流でした。そして、お墓の需要があったのも平成でした。なのでセメント施工のお墓が沢山存在するのが現実です。
今回の地震で、デザイン墓石の様な低い墓石やシリコン施工のお墓は、被害が少なかったと思います。



しかしこの三脚は重たかった・・・・。